本日の名言
生きるということは、
心の底で、執拗に炎(ほのお)を燃やすことなのだ。
一見不可能と見えることをも達成し、
最後まで持ちこたえ、
力の限界を超え、
絶望とあきらめを乗り越えて、
耐えぬくことなのだ。
発言者:アウグスト・ロア・バストス(パラグアイの小説家)
アウグスト・ロア・バストスさんってどんな人?
経歴: 1917年パラグアイ生まれ。ジャーナリストとしても活動し、激動の政治情勢の中、軍事独裁政権への抵抗を続けました。そのため長年にわたり亡命生活を余儀なくされた歴史を持ちます。
作風: 独裁政治、権力、パラグアイの歴史や民俗学をテーマにした重厚な作品で知られ、マニアックかつ幻想的な文体で国際的な評価を確立しました。
代表作: 最高傑作とされる『最高権力者(Yo el Supremo)』は、独裁者をテーマにした「独裁者小説」の金字塔として、世界的に高く評価されています。
受賞歴: 1989年、スペイン語圏でもっとも権威のある文学賞である「セルバンテス賞」を受賞しました。
私の説明
おはようございます。
2026年7月4日
仕事や目標に向き合っていると、ふと足が止まってしまうことはありませんか?
「本当にこのままでいいんだろうか」
「努力しても、結果が出ないかもしれない」
「もう、これ以上は無理かもしれない……」
そんなふうに感じてしまうのは、あなたがそれだけ本気で、目の前のことに向き合っている証拠です。逃げ出したいと思うのは、それだけ責任感を持って挑戦しているからです。
今日は、そんなふうに立ち止まってしまったあなたの心に、少しだけ薪をくべるような話をしたいと思います。パラグアイの作家、アウグスト・ロア・バストスが残した、魂を震わせる言葉をご紹介します。
心の中に、小さな「炎」を灯し続ける
まずは、彼が残した言葉を読んでみてください。
「生きるということは、心の底で、執拗に炎(ほのお)を燃やすことなのだ。
一見不可能と見えることをも達成し、最後まで持ちこたえ、力の限界を超え、絶望とあきらめを乗り越えて、耐えぬくことなのだ。」
——アウグスト・ロア・バストス
この言葉の中で、特に私の心に残ったのは「執拗(しつよう)に炎を燃やす」という表現です。
情熱というと、勢いよく燃え上がる焚き火のようなイメージを持ちがちですが、この言葉が伝えているのは少し違います。それは、どんなに強い風が吹いても、どんなに大雨が降っても、決して消えない「心の奥の小さな火種」のことではないでしょうか。
「不可能」は、見方を変えれば「挑戦」になる
「一見不可能と見えること」に直面したとき、私たちはすぐに「自分には無理だ」と判断を下しがちです。しかし、実はその壁こそが、私たちが成長するための燃料になります。
例えば、新しいスキルを習得する時や、長期的なプロジェクトを進める時。最初のうちは燃え盛っていたやる気も、時間が経つにつれて少しずつ小さくなっていきます。
そんな時、大切なのは「いきなり大きな結果を出そうとしないこと」です。
今日できなかったことを悔やむのではなく、「昨日より少しだけ前進できたか?」を確認する。私自身も、日々の小さな挑戦(例えば、新しい技術を毎日触ったり、コツコツと記録をつけたりすること)を通して、この「執拗な炎」を絶やさないように意識しています。
大きな火でなくてもいいんです。ただ、その火種を消さないこと。それだけで、あなたはもう「持ちこたえている」のですから。
「耐えぬく」とは、ただ我慢することではない
この名言にある「耐えぬく」という言葉。これは、ただ苦しみに耐えてじっと動かないことではありません。
絶望やあきらめという、一見ネガティブな感情さえも、「これからの糧になる」と受け入れて、燃料に変えて前に進み続けること。それが「生きる」ということなのだと、バストスは教えてくれています。
もし今、あなたが苦しい場所にいるなら、それは「今、自分の中で何かが燃えようとしているんだ」と考えてみてください。苦しいという感覚は、炎が熱を発している証拠です。
今日のあなたへ
最後になりますが、もし今あなたが「もう無理かも」という壁の前に立っているなら、これだけは覚えていてください。
「限界を超えようとするあなたの姿勢そのものが、誰かに勇気を与えている」ということです。
今日一日、小さなことで構いません。何か一つ、あなただけの「炎」を燃やすアクションをしてみませんか?
ほんの5分だけ作業をしてみる、日記に一言だけ書き残す、そんな小さな積み重ねが、やがて大きな景色を見せてくれるはずです。
一緒に、執拗に。
今日という一日を、燃やしていきましょう。