渋沢栄一の名言

我が人生は、実業に在り

一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である

目的には、理想が伴わねばならない。その理想を実現するのが、人の務めである

死ぬときに残す教訓が大事なのではなく、生きている時の行動が大事なのだ

事を成し、物に接するには、必ず「満身の精神」をもってせよ。ささいな事であっても、いい加減に扱ってはならない

心を穏やかにさせるには思いやりを持つことが大事である。一切の私心をはさまずに物事にあたり、人に接するならば、心は穏やかで余裕を持つことができるのだ

大なる立志と小さい立志と矛盾するようなことがあってはならぬ

商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ

富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ

論語(義・倫理)とそろばん(利益)は両立す

最も重んずべきは信である。信を守らねばたちまち失敗す

数字算出の確固たる見通しと、裏づけのない事業は必ず失敗する

自分が信じないことは言わず、知ったからには必ず行うという思いが強くなれば、自然に言葉は少なく、行動は素早くなる

言葉は真心を込め、行いは慎み深く、事を取りさばき、人に接するには必ず誠意を持って臨め

言葉は禍福ともに引き起こす入口のようなものだ。ほんのちょっとした言葉であっても、軽率に口にしてはならない

人に接するには、必ず深い敬意を持ってせよ。宴楽遊興の時であっても、敬意と礼を失ってはならない

交際の奥の手は至誠である。理にかない調和がとれていればひとりでにうまくいく

人を見て万人一様なりとするには一理ある、万人皆同じからずとするのもまた論拠がある

人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している

成功には嫉妬が伴い、成功者の多くは老獪と目されやすい。地位と名誉には、それぞれ付随する慎みがあることを忘れてはならぬ

人生の行路は様々で、時に善人が悪人に負けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである

悪いことの習慣を多く持つ者は悪人となり、良いことの習慣を多くつけている者は善人となる

「智」「情」「意」の三者が権衡を保ち、平等に発達したものが完全の常識だと考える

信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりもまず信用の厚い人たるべく心がけなくてはならない

たとえその事業が微々たるものであろうと、自分の利益は少額であろうと、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる

他人を押し倒してひとり利益を獲得するのと、他人をも利して、ともにその利益を獲得するといずれを優れりとするや

富貴に驕ってはならない。貧賤を憂えてはならない。ただ知識を磨き、徳を高めて、真の幸福を求めようとすること

大金持ちになるよりも、社会万民の利益をはかるために生きる方が有意義である

自分が手にする富が増えれば増えるほど、社会の助力を受けているのだから、その恩恵に報いるため、できるかぎり社会のために助力しなければならない

できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である