【ウォルマートの創業者】サム・ウォルトンの名言

「大きなチャンスが姿を現すときは
きっと来る。そのとき、
それを利用できる準備が
できていなければならない」

発言者:サム・ウォルトン

サム・ウォルトンってどんな人?

サム・ウォルトンは、アメリカのオクラホマ州出身。農場を営む家に生まれ、1940年にミズーリ大学を卒業したウォルトンは、大手総合量販店チェーンに就職。ですが、1年半後に招集を受けて、第2次世界大戦に従軍することになりました。

やがて除隊したウォルトンは、アーカンソー州ニューポートという田舎町に雑貨店を購入し、ベン・フランクリンというチェーン店を開きました。このとき、ウォルトンには「百貨店を一緒に買収して経営しないか」という誘いが大学時代のクラスメートからありました。彼の妻は「人口1万人以上の町には住みたくない」という気持ちだったから、その誘いを断りました。

人口わずか7000人の町にチェーン店を開いた周囲の人たちは「無謀だ」「経営が成り立つわけがない」と言って止めました。しかし、わずか1年半というものの、量販店に勤め、小売について学んだから勝算があり、そして、彼の目論見どおり店は大成功をおさめ、ウォルトンは自前の店「ウォルトン・ファイブ・アンド・テン」という店を開きました。

そして1962年には15店舗を数えるまで成長しました。

ウォルトンは、ベン・フランクリンの経営には「ディスカウントストアをチェーン展開してみてはどうか」と提案しました。しかし、ベン・フランクリンは拒否、そこでウォルトンは、弟のバドとともに自力で「ウォルマート・ディスカウント・シティ(通称ウォルマート)」を開きました。

ウォルマートは大成功をおさめ、シアーズやKマートなどを抜いてアメリカ最大の小売業となり、ウォルトンは「フォーブス」誌に「世界一の金持ち」と認定されるまでになりました。

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