本日の名言
何事も達成するまでは不可能に見えるものだ
発言者:ネルソン・マンデラ(南アフリカの政治家・人権活動家)
ネルソン・マンデラさんってどんな人?
国籍:南アフリカ共和国
肩書:政治家、人権活動家、第8代南アフリカ共和国大統領
主な功績:
- 長年にわたり、人種隔離政策(アパルトヘイト)の撤廃運動を主導。
- 反アパルトヘイト闘争により27年もの長い獄中生活を強いられるが、信念を曲げず闘い続けた。
- 1990年に釈放後、平和的な交渉によって人種差別のない民主的な選挙を実現。
- 1993年にノーベル平和賞を受賞。
- 1994年、南アフリカ初となる黒人大統領に就任し、国民和解を成し遂げた。
私の説明
おはようございます。
2026年8月1日
今日、8月1日は、世界の歴史の歯車が大きく、そして重苦しく音を立てて狂い始めた日です。
今から遠く離れた1941年のこの日、アメリカは日本に対して「対日石油輸出の全面禁止(および資産凍結)」という強烈な経済制裁を発令しました。当時の日本にとって、石油の輸入が途絶えることは、国家の生命線を完全に断たれることを意味していました。まさに「このままじわじわと干からびる(ジリ貧)か、あるいは……」という、逃げ場のない絶望的な淵へと追い詰められた瞬間です。
歴史的な背景を振り返ると、そこには息が詰まるような切迫感があります。しかし、この重たい歴史の事実を前にして、ふと現代を生きる私たちの日常に置き換えてみたとき、不思議と共通する感覚に出会うことはないでしょうか。
「ジリ貧」に追い詰められる瞬間
私たちの日常でも、ふと「もう打つ手がない」と感じる壁にぶつかることがあります。
仕事で予算も時間も底をつきかけているのに、成果を出さなければならないとき。あるいは、人間関係や日々の生活の中で、何をどうあがいても状況が好転せず、じわじわと追い詰められていくような感覚。まるで燃料タンクのメモリがゼロに向かって刻々と減っていくのを、ただ見守るしかないような焦燥感に駆られた経験はないでしょうか。
逃げ道がふさがれ、「もうダメだ」と思ったとき、人は思考が停止してしまいます。歴史が証明しているように、追い詰められた状況下での選択は、往々にして大きなリスクや誤った判断を呼び込みがちです。では、そんな「ジリ貧」の空気感が漂うとき、私たちはどうやって頭を切り替えればいいのでしょうか。
不可能を可能に変える、ネルソン・マンデラの言葉
そんな行き詰まった状況を打破するためのヒントをくれるのが、南アフリカの英雄ネルソン・マンデラの残したあまりにも有名なこの言葉です。
「何事も達成するまでは不可能に見えるものだ」
(It always seems impossible until it’s done.)
どんなに目の前の壁が高くそびえ立っていようとも、状況が絶望的に見えようとも、それは「まだ成し遂げていないから、不可能に見えているだけ」なのだと、この言葉は教えてくれます。
1941年の夏、当時の指導者たちにとって、アメリカとの圧倒的な国力の差や経済封鎖を覆すことは、まさに「絶対に不可能なこと」に挑むような、あるいはどう転んでも茨の道を進むような感覚だったはずです。しかし、どれほど絶望的な状況であっても、時間は止まらず、未来は常に「まだ終わっていない白紙の状態」から始まります。
絶望を突破する思考法へのシフト
私たちが日常のなかで「もう無理だ」「ジリ貧だ」と感じたとき、このマンデラの言葉を思い出してみると、視界が少しだけ開けてきます。
「できない理由」や「詰んでいる状況」を数え上げるのは簡単です。しかし、それは単に「まだ達成していないから、そう見えているだけ」の途中経過に過ぎません。
- 「予算がないから無理」ではなく、「どうやったら別の方法で形にできるか?」
- 「時間がないから絶望的」ではなく、「今この瞬間から何削って、どこに集中するか?」
視点を変えるだけで、ただの「行き止まり」が「新しい試行錯誤のスタートライン」に変わります。
今日という日をきっかけに
今日という「8月1日」は、歴史の大きなうねりの中で、逃げ場のない選択を迫られた人々の記憶を私たちに伝えてくれます。
もし今、あなたの目の前に「なんだかジリ貧だな」「打つ手がないな」と感じる壁があるなら、それはただ、まだ壁の向こう側が見えていないだけかもしれません。
「何事も達成するまでは不可能に見えるものだ」
歴史の重みを感じつつ、その言葉をそっと胸に置いて、今日という一日からまた一歩、できることをコツコツと積み重ねていきたいものですね。