本日の名言
夏の日の、あのかき氷のシャリッとした一瞬のために生きてるみたいなところがある。
発言者:さくらももこ(漫画家)
さくらももこさんってどんな人?
1965年生まれ、静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身の漫画家・エッセイスト。
1986年より連載を開始した『ちびまる子ちゃん』は、アニメ化もされ国民的作品に。代表作には『コジコジ』などの漫画のほか、『もものかんづめ』をはじめとする日常の細やかな情景やクスッと笑える感情を独特の視点で描いたエッセイ集も多数。親しみやすい文章と愛らしい絵柄で、今なお多くの人々に愛され続けている。
私の説明
おはようございます。
2026年7月25日
本格的な夏が訪れ、連日厳しい暑さが続いていますね。外を少し歩くだけで汗が吹き出し、「はぁ、暑い……」とため息が出てしまうような日、みなさんはどうやって乗り切っているでしょうか。
実は本日、7月25日は「かき氷の日」です。
今回は、この夏にぴったりの記念日にちなんで、ある有名な漫画家が遺した素敵な言葉と、私たちが夏に味わう小さな幸福感についてお届けします。
7月25日はなぜ「かき氷の日」?
まずはじめに、なぜ7月25日がかき氷の日なのか、ご存じでしょうか?
これには大きく2つの理由があります。
- 語呂合わせかつてかき氷は「夏氷(なつごおり)」と呼ばれていました。この「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせから、7月25日に制定されたと言われています。
- 最高気温の記憶1933年(昭和8年)の7月25日、山形県山形市で当時の日本最高気温となる40.8度が記録されました。まさに「かき氷を食べるのにふさわしい、日本一暑い日」だったというわけです。
猛暑のまっただ中にある7月下旬。冷たいものが恋しくなる絶妙なタイミングで、この記念日はやってきます。
さくらももこさんが語る「かき氷の名言」
かき氷といえば、幼い頃の夏休みの思い出や、祭りの屋台の熱気、夏の午後の情景が浮かんでくる人も多いのではないでしょうか。
『ちびまる子ちゃん』や数々の名作エッセイで知られる漫画家・さくらももこさんは、かつてこんな言葉を遺しています。
「夏の日の、あのかき氷のシャリッとした一瞬のために生きてるみたいなところがある。」
この言葉に出会ったとき、思わず膝を打ってしまいました。
カンカン照りの太陽の下を歩き回り、汗だくになって辿りついた場所で食べる一口目のかき氷。スプーンですくって口に運んだ瞬間、「シャリッ」「ヒヤッ」とした感触が広がって、喉から全身へとしみ渡っていくあの心地よさ。
「あぁ、生きててよかった……!」
大げさかもしれないけれど、あの瞬間に味わう解放感と多幸感は、まさにこの言葉通り「この一瞬のために生きている」と言いたくなるほどの力を持っています。
削り氷に宿る「日常の小さな幸せ」
さくらももこさんの作品の魅力は、日常の何気ない瞬間を最高に愛おしく、そして面白く切り取ってくれるところにあります。
子ども時代、家にあった手回しのかき氷機をグルグルと回した記憶はありませんか?
氷が削れる「シャリシャリ」という心地よい音。シロップをどれにしようか迷いながら、ちょっと欲張って2種類かけてみたり、練乳をたっぷり足してみたりした、あのワクワク感。
大人になると、仕事や家事に追われ、夏の暑さすら「うんざりするもの」として通り過ぎてしまいがちです。しかし、かき氷を目の前にした瞬間だけは、誰もが少しだけ童心に帰ることができます。
ガラスの器に盛られた削りたての氷は、時間をかけるとすぐに溶けて消えてしまう「儚い(はかない)存在」です。だからこそ、その一瞬の冷たさと甘さを夢中で味わう。
かき氷を食べるという行為は、私たちが忙しい日々の中で見落としがちな「いま、この瞬間を楽しむ」という贅沢を思い出させてくれるのかもしれません。
あなたの「かき氷の思い出」は?
最近では、ふわふわの氷に濃厚なフルーツエスプーマや和素材をあわせた高級な「ご褒美かき氷」も大人気です。行列に並んで食べるこだわりの専門店の味も格別ですし、コンビニで買って公園のベンチでかじるカップのかき氷にも捨てがたい味わいがあります。
- 定番のイチゴやブルーハワイ
- ちょっと大人な抹茶練乳や小豆
- 旬のフルーツを贅沢に使ったシロップ
どんなかき氷であっても、あの「シャリッ」とした感触がもたらす清涼感は変わりません。
今日は少しだけ立ち止まって、夏の涼を楽しもう
7月25日、「かき氷の日」。
もし今日、外の暑さに少し疲れを感じたら、ぜひお気に入りのかき氷をひとつ食べてみてください。
口いっぱいに広がる冷たさに一息つきながら、さくらももこさんが愛した「夏の一瞬の幸福感」を、みなさんも味わってみてはいかがでしょうか?
今日という日が、冷たくて甘い、素敵な夏の思い出の一ページになりますように。