【7月9日はジェットコースターの日】人類最強・室伏広治が「ロケット並み」と恐怖した、ボブスレーの異次元すぎる世界

本日の名言

(ボブスレーは)むちゃくちゃ怖かったですよ。
ジェットコースターくらいだとなめてかかったんですけど、
やってみたらロケット並みじゃないですか

発言者:室伏広治(陸上選手・スポーツ科学者)

室伏広治さんってどんな人?

生年月日: 1974年10月8日

専門種目: 陸上競技・ハンマー投げ

主な実績:

  • 2004年 アテネ五輪 金メダル
  • 2012年 ロンドン五輪 銅メダル
  • 2011年 テグ世界陸上 金メダル
  • 日本選手権 20連覇(前人未到の記録)
  • 自己ベスト:84m86(日本記録・世界歴代5位タイ)

現在の活動・肩書:

  • スポーツ科学者(博士号取得)
  • 東京医科歯科大学 客員教授
  • スポーツ庁 長官

私の説明

おはようございます。

2026年7月9日

今日、7月9日は「ジェットコースターの日」です。1955年のこの日、開園したばかりの後楽園遊園地に日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことから制定されました。

遊園地の華であり、多くの人を恐怖と興奮に陥れる絶叫マシン。スリルが大好きな人でも、さすがに「ジェットコースターなんて余裕でしょ」となめてかかる人は少ないはずです。

しかし、かつて世界を制した「人類最強の男」は違いました。

陸上・ハンマー投げの金メダリストであり、その常識外れの身体能力から数々の伝説を持つスポーツ科学者・室伏広治さん。彼がかつて、あるウインタースポーツに挑戦した際、こんな名言を残しています。

「(ボブスレーは)むちゃくちゃ怖かったですよ。ジェットコースターくらいだとなめてかかったんですけど、やってみたらロケット並みじゃないですか」

どんな過酷なトレーニングにも動じず、鋼の肉体と精神を持つあの室伏広治に「むちゃくちゃ怖かった」と言わしめ、「ロケット並み」とまで表現させたボブスレーの世界。一体どれほど異次元なのでしょうか。

室伏広治が「なめてかかった」ボブスレーの衝撃

室伏広治さんといえば、ハンマー投げの圧倒的な実績はもちろん、現役時代に「ちょっとやってみた」他競技の適性テストで、当時の日本代表クラスの記録を次々と叩き出したエピソードで知られています。まさにリアルチート、人類最強の遺伝子を持つ男です。

そんな室伏さんに、かつてボブスレーの日本代表チームから熱烈なオファーが届いたことがありました。ボブスレーは「氷上のF1」とも呼ばれ、ソリをスタートさせる瞬間の「爆発的なダッシュ力とパワー」が勝敗を大きく左右するため、室伏さんの身体能力は喉から手が出るほど欲しかったのです。

この誘いを受けた際、室伏さんは「ジェットコースターくらいだろう」と、少し気楽に構えていたといいます。遊園地のアトラクションの延長線上、あるいは少し激しいスピード体験くらいに考えていたのかもしれません。

しかし、実際にソリに乗り込み、氷のコースへ飛び出した瞬間、その余裕は一瞬で吹き飛びました。

「ジェットコースター級」と「ロケット級」の違いとは?

なぜ、室伏さんはボブスレーを「ロケット並み」と表現したのでしょうか。一般的なジェットコースターとボブスレーのスペックを比較すると、その狂気的な違いが見えてきます。

日本の最高峰のジェットコースターでも、最高時速は130km〜180km程度。これだけ聞くと「ボブスレーと同じくらいでは?」と思うかもしれません。しかし、決定的に違うのは「体感」「重力加速度(G)」です。

ボブスレーの最高時速は130km〜150kmに達します。しかもそれを、鉄のレールの上ではなく、壁が氷でできた狭い溝の中を滑り降ります。目線は地面すれすれの超低空。視界は猛烈なスピードで後ろへと流れ、ソリ全体が氷と激突する凄まじい振動と爆音が容赦なく全身を襲います。

さらに恐ろしいのが、カーブを曲がる際にかかる強烈な遠心力です。ボブスレーの走行中に選手にかかる重力は、なんと最大で4G〜5G。これは、F1レーサーや戦闘機のパイロットが急旋回するときに体感するレベルの重力です。自分の体重の4〜5倍の重さが一気に体にのしかかり、油断すれば首の骨が折れかねないほどの衝撃が加わります。

もし転倒(クラッシュ)すれば、氷のコースを時速140kmで生身に近い状態で引きずられることになる。この圧倒的な命の危険と、五感を破壊するようなGとスピード。これらが合わさった結果、人類最強の男の口から「ロケット並みじゃないですか」という驚愕の言葉が飛び出したのです。

室伏広治から学ぶ「未知の領域に挑むマインド」

この室伏さんの発言の魅力は、単なる恐怖体験談にとどまらないところにあります。

室伏さんはスポーツ科学者でもあります。自分の肉体と感覚を極限までコントロールできる天才が、「自分の想像を遥かに超える世界があった」と素直に認め、その恐怖をユーモアを交えて語っている点が非常に印象的です。

私たちは日常の中で、やったことがないことに対して「まあ、あれくらいのものだろう」となめてかかってしまうことがあります。しかし、いざ飛び込んでみると、自分の常識が通用しない「ロケット並み」の異次元が待っている。

プロフェッショナルであっても、初めての領域には恐怖を感じるし、リスペクトを抱く。室伏さんのこの言葉は、未知の世界に挑戦することの生々しさと、だからこそ面白いというワクワク感を教えてくれているようにも思えます。

まとめ:今年の夏は「ロケット」を想像してみる?

7月9日のジェットコースターの日。もしこれから遊園地に行って絶叫マシンに乗る機会があれば、ぜひ室伏広治さんのこの名言を思い出してみてください。

「いま乗っているこのジェットコースターより、さらに低く、さらに激しい爆音と振動で、この倍以上の重力がかかる世界があるのか……」

そう想像するだけで、目の前のジェットコースターが少し違った景色に見えてくるはずです。人類最強の男をビビらせた氷上のロケット、ボブスレー。その異次元のスピード感に、いつか映像や観戦で触れてみてはいかがでしょうか。

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