スマホを眺めて「何か良いことないかな」が口癖のあなたへ。鋭すぎる名言『虹待ち族』の正体

「あーあ、何か面白いことないかなぁ……」

休日の午後、ベッドに寝転がりながらスマホの画面をあてもなくスクロールする。SNSを開けば、誰かのキラキラした日常や、バズっている感動的な動画、あるいはタイムラインに流れてくる「誰かが起こした奇跡」のようなニュースが目に入る。

それらを見て、一瞬だけ心が動いた気がするけれど、スマホを閉じれば手元に残るのはいつもの退屈な日常と、何とも言えない虚しさだけ。

もしあなたにそんな心当たりがあるなら、今から紹介する「ある言葉」が、これからの生き方をガラリと変えるキッカケになるかもしれません。

今回は、なぞなぞ作家・七瀬音弥(旧名:流音弥)氏の鋭すぎる名言を補助線に、私たちが無意識に陥っている現代病の正体と、そこから抜け出すための具体的な方法を考えていきます。


心に突き刺さる名言:「指示待ち族」と「虹待ち族」

ビジネスの現場や教育の場で、自分で考えて動けない人を揶揄する言葉として「指示待ち族」というフレーズは昔からよく使われてきました。しかし、七瀬音弥氏はそれ以上に現代人の本質を突いた、こんな言葉を残しています。

「指示待ち族」を嘆く声は、昔からよく聞くけれど、同じくらい多いのが「虹待ち族」。感動や奇跡がやって来るのを、ただボーッと待っているだけ。自分から行動して、感動を作ろう、奇跡を起こそうとはしない。

―― 七瀬音弥[旧名:流音弥](なぞなぞ作家)

「虹待ち族」――。

なんと美しく、そして耳の痛い言葉でしょうか。私たちは「指示待ち族ではない、自分の人生は自分で決めている」と思っていても、知らず知らずのうちに、プライベートや人生そのものにおいて「虹待ち族」になってしまってはいないでしょうか。


現代人に急増中?「虹待ち族」の正体とは

なぜ、今の時代にこれほど「虹待ち族」が増えてしまうのでしょうか。その背景には、私たちが毎日使っているスマートフォンの存在と、情報過多な社会の罠があります。

1. 「指先ひとつ」で感動を消費できる手軽さ

現代は、自分でわざわざ映画館に足を運ばなくても、旅行に行かなくても、あるいは過酷な挑戦をしなくても、SNSや動画配信サービスを通じて「他人が作ったクオリティの高い感動」や「他人が体験した奇跡」を、指先ひとつでいくらでも消費できます。

効率よく(タイパ高く)心が動かされる体験を得られるため、脳は「自分で動かなくても、待っていれば面白い情報が向こうからやってくる」と学習してしまうのです。

2. 「いつか良いことあるさ」という思考停止

「いつか自分にも、劇的な出会いがあるかもしれない」「いつか自分の才能が見出されるかもしれない」……。一見するとポジティブな希望のように思えますが、これは裏を返せば、「自分から行動して傷ついたり、失敗したりするリスクを取りたくない」という恐怖の裏返しでもあります。空に綺麗な虹がかかるのを、部屋の窓からじっと眺めて待っているだけの状態です。


「虹待ち族」と「虹を作る人」の決定的な3つの違い

人生を退屈に過ごす「虹待ち族」と、常に毎日をエネルギッシュに楽しみ、チャンスを掴み取る「虹を作る人」。両者の間には、一体どのような違いがあるのでしょうか。

  • ① 行動のタイミング
    • 虹待ち族:完璧な条件(天気)が整うまで動かない
    • 虹を作る人:雨の中でも、とりあえず外に出てみる
  • ② プロセスの捉え方
    • 虹待ち族:結果(きれいな虹)だけを欲しがる
    • 虹を作る人:試行錯誤や泥臭い過程そのものを楽しむ
  • ③ よく使う言葉
    • 虹待ち族:「何かいいことないかな」
    • 虹を作る人:「これやったら面白そうじゃない?」

決定的な違いは、「打席に立つ回数」「当事者意識」にあります。虹を作る人は、奇跡が向こうからやってこないことを知っています。だから、自分で人工的に雨を降らせ、自ら光を当てて、無理やりにでも虹を作り出そうとするのです。


今日からできる!「虹待ち族」を卒業する3ステップ

「自分も虹待ち族になっていたかもしれない……」と落ち込む必要はありません。気付いた瞬間から、誰でも「虹を作る人」に変わることができます。今日から始められる3つのステップをご紹介します。

ステップ1:小さな「好奇心」を絶対にスルーしない

日常の中で、「あのお店、いつも並んでいるな」「この新しい技術、最近よく耳にするな」「この本、面白そうだな」と、心がほんの少しピクリと動く瞬間があるはずです。虹待ち族はそれを「まぁ、いつかでいいか」とスルーしますが、今日からは5分だけでいいので、実際に調べたり、足を運んだり、触れたりしてみてください。その小さな一歩が、すべての始まりです。

ステップ2:「消費側」から「発信側」に回る

他人が作ったコンテンツを眺める時間を少しだけ減らし、自分が感じたこと、学んだことを外に向けて発信してみましょう。ブログを書く、SNSに思考を投稿する、あるいはノートに日記を綴るだけでも構いません。自分の内側にあるものをアウトプットする行為そのものが、次の「感動」を引き寄せる強力な磁石になります。

ステップ3:失敗を「絶好のネタ」として面白がる

自分から行動を起こせば、当然、思い通りにいかないことや、突然の雨に見舞われることもあります。しかし、それこそがチャンスです。「最悪な出来事があったけれど、これはブログの格好のネタになるぞ」「これでまた一つ、話の引き出しが増えた」と捉えられるようになれば、あなたの人生から「退屈」という二文字は完全に消え去ります。


まとめ:虹を待つな、自分で水を撒け!

科学的に言えば、虹とは「空気中の水滴」に「太陽の光」が特定の角度で差し込むことで発生する光学現象です。

これを人生に置き換えるなら、「太陽の光(チャンスや奇跡)」がどれだけ降り注いでいても、あなた自身が行動という「水滴」を世の中に撒き散らしていなければ、美しい虹は絶対に現れないということです。部屋の中でスマホを眺めながら「光」だけを待っていても、景色は変わりません。

誰かが作った映画のような奇跡を羨むのは、もう終わりにしませんか?

完璧な晴天を待つ必要はありません。泥臭くても、未完成でもいい。今日、あなた自身の放水車を動かして、あなたの人生にあなただけの美しい虹を架けに行きましょう!

もっと学びたい人はここから!