夫の言葉から思うこと
おはようございます!
2026年5月13日
今朝はいつになく体調が良く、清々しい目覚めでした。早く目が覚めたというより、心身のコンディションが整って「よし、やるか!」と自然にエンジンがかかる、そんな感覚です。
こうした静かな朝は、自分を取り巻く「縁」について考えたくなります。
最近、心に深く突き刺さった言葉があります。文芸評論家・中村光夫氏のこの一節です。
「僕等が良い友人を得るか得ないかは運であっても、その友情を保って行くのは主として徳によらなければならない。」
この言葉を噛み締めながら、今の自分の人間関係を振り返ってみました。
1. 「運」が連れてきてくれた、かけがえのない出会い
思い返せば、私の人生を彩る重要な出会いは、そのほとんどが「偶然」という名の「運」でした。
現場監督として足場を駆け回っていた頃に出会った職人さん、技術の壁にぶつかっていた時に手を差し伸べてくれたエンジニアの仲間、あるいはSNSを通じて偶然つながった切磋琢磨し合える同志たち……。
「あの時、あの場所にいなければ」「あの時、あのボタンを押していなければ」
そう思うと、人との出会いは宝くじに当たるような、不思議な確率の上に成り立っているのだと痛感します。
2. 「運」で得た縁を、どうやって守り抜くか
しかし、中村光夫氏はその先を説いています。
出会うまでは「運」だけれど、その縁を一生モノの友情に昇華させ、保ち続けるには「徳」が必要だと。
ここで言う「徳」とは、何も難しい学問や宗教的なことではありません。
「誠実であること」「相手の立場を想像すること」「損得勘定抜きで相手の成功を喜べること」……。そうした、人としての当たり前のあり方ではないでしょうか。
たとえ運良く素晴らしい人に出会えても、自分自身に相手を思いやる心がなければ、その縁は砂のように指の間からこぼれ落ちてしまいます。逆に、こちらが誠意を尽くし、自分を磨き続けていれば、運で始まった小さな縁は、何十年も続く強固な絆へと変わっていくのです。
3. 「徳」を積むことは、自分を磨くこと
今の私は、新しい技術の習得やプロジェクト、日々の発信など、多くのことに挑戦しています。その過程で出会う新しい人々に対しても、常に「自分は良い友人であれているか?」と自問自答していきたい。
「徳」を積む。それは自分を律し、高めていく作業です。
現場を指揮する時も、画面に向かってコードを書く時も、その裏側にある「人間としての誠実さ」を忘れないようにしたい。そうすることでしか、本当の意味での「良い仲間」とは歩み続けられないのだと思います。
最後に
体調の良い朝、こうして思考を整理できることに感謝します。
皆さんの周りにいる大切な友人は、どんな「運」が連れてきてくれた人ですか?
そして、その縁を未来へ繋ぐために、今日どんな「徳」を積み重ねていきますか?
さあ、今日も一日、誠実に、全力で走り抜きましょう。
朝のお勤め、行ってきます!
もっと、中村光夫さんのことをまなびたいひとは!
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