つらいときこそ【斎藤茂太の名言】

本日の名言

つらいときこそ、 あなたはいい「運」をためている。

発言者:斎藤茂太(精神科医・著述家)

斎藤茂太さんってどんな人?

「モタさん」の愛称で親しまれた、日本を代表する精神科医です。歌人・斎藤茂吉の長男であり、作家・北杜夫の兄でもあります。日本精神病院協会(現・日本精神科病院協会)の名誉会長などを務める傍ら、現代人の心の悩みに対し、温かく包み込むようなエッセイを数多く執筆しました。「いい加減」のすすめや、頑張りすぎない生き方を説き、多くの人々の心を癒やし続けました。

私の説明

おはようございます。

2026年3月23日

「最近、何をやってもうまくいかない」 「どうして自分ばかり、こんなに苦しい思いをするんだろう」

人生には、どうしても光が見えない「つらい時期」があります。でも、そんな時こそ、実はあなたの人生にとって「もっとも重要なこと」が起きているとしたら……。

今日は、多くの人の悩みに寄り添い「モタ先生」の愛称で親しまれた精神科医、斎藤茂太さんの名言から、どん底から這い上がるためのヒントを学びましょう。

苦しみの分だけ、バネは縮んでいる

斎藤茂太先生は、悩める人々にこう語りかけました。

「つらいときこそ、 あなたはいい『運』をためている。」

この言葉は、まさに「人生のバネ」の理論です。 バネは、強く押し込められれば押し込められるほど、次に跳ね上がるための強大なエネルギーを蓄えます。

今、あなたが感じている重圧や苦しみは、未来のあなたが大きく飛躍するための「エネルギー」をチャージしている状態なのです。

「運」を貯めている時期の過ごし方

つらい時に「早くここから抜け出さなきゃ」と焦ると、貯まっているはずのエネルギーを無駄遣いしてしまいます。この時期を上手に過ごすコツは3つあります。

  1. 「今は充電中だ」と開き直る: 動けないときは無理に動かず、しっかりと休みましょう。休むことも、運を貯めるための立派な活動です。
  2. 腐らずに「種」をまく: 派手な成果は出なくても、本を読んだり、自分を見つめ直したりする。その静かな時間が、後の幸運を芽吹かせます。
  3. 「幸運の予約券」を持っていると信じる: 松村邦洋さんも言っていたように、「今の苦労は、将来の幸せへの先払いだ」と考えることで、心に余裕が生まれます。

精神科医が見た「好転の前兆」

斎藤先生は数多くの患者さんを診てきた中で、人生が劇的に良くなる前には、決まって「つらい時期」があることを知っていました。

夜明け前が一番暗いのと同じで、もうダメだと思うほどの苦しみのすぐ後ろに、大きな幸運が控えていることが多いのです。

「つらい」という感情は、あなたが決して立ち止まっているわけではなく、未来に向けて「運」をギュッと濃縮して溜め込んでいる証拠なのです。

おわりに

これまでの名言シリーズでは、行動や習慣、そして覚悟について学んできました。 でも、どうしても動けない「つらい時」は、このモタ先生の言葉を思い出してください。

あなたは今、不幸のどん底にいるのではありません。 最高の「運」を貯めている真っ最中なのです。

次にチャンスが訪れたとき、あなたは溜まったエネルギーを使って、今では想像もつかないほど高く、遠くへ跳べるはずですよ。

斎藤茂太さんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!

『モタさんの「言葉」の処方箋』(新潮文庫)