本日の名言
幸運を導く4つの原理──
1.新しい経験に対してオープンである。
2.直感によって決定を行う。
3.楽観主義で明るい未来を描いている。
4.不安や悪いツキを良い運へと転換できる。
発言者:リチャード・ワイズマン(イギリスの心理学者)
リチャード・ワイズマンさんってどんな人?
ハートフォードシャー大学の教授であり、「運」や「自己啓発」を科学的な手法で研究する異色の心理学者です。元マジシャンという経歴を持ち、超常現象や迷信の正体を暴く研究でも知られています。何千人もの「運が良い人」と「運が悪い人」を長年追跡調査し、運が単なる偶然ではなく、その人の思考や行動のパターンによって作られるものであることを証明しました。
私の説明
おはようございます。
2026年3月18日
「あの人はいつも運が良くて羨ましい」 「運なんて、生まれつき決まっているものじゃないの?」
そんな風に思っているあなたに、驚きのニュースがあります。イギリスの心理学者、リチャード・ワイズマン博士は、10年間に及ぶ調査の結果、*「運の良さは、その人の考え方と行動の習慣によって作られる」ということを科学的に突き止めました。
今日は、博士が導き出した「幸運を呼ぶ4つの原理」をわかりやすく解説します。
幸運をデザインする「4つの原理」
ワイズマン博士は、運がいい人と悪い人の違いを、次の4つのポイントにまとめました。
1. 新しい経験に対してオープンである
運がいい人は、いつもアンテナを広げています。 「いつもの道」ではなく「新しい道」を歩き、「いつもの人」以外とも会話を楽しむ。そんな「好奇心」が、思いがけないチャンス(幸運)との遭遇率を劇的に高めます。
2. 直感によって決定を行う
理屈で考えすぎるよりも、自分の「なんとなく良さそう」という直感を信じます。これまでの連載で学んだ「心の静寂(アレン)」や「自己信頼(司馬)」が、この研ぎ澄まされた直感の土台となります。
3. 楽観主義で明るい未来を描いている
「きっとうまくいく」と信じているからこそ、チャンスが来たときに迷わず飛び込めます。平沢興先生が言ったように、**「喜びを天性にする」**生き方が、幸運を引き寄せる磁石になるのです。
4. 不安や悪いツキを良い運へと転換できる
これが最も重要です。たとえ悪いことが起きても、松村邦洋さんや斎藤茂太先生のように「これは運を貯めているんだ」「ここから学べることは何だろう」と捉え直す。「不運を幸運の材料に変える力」こそが、運がいい人の真骨頂です。
科学が証明した「運命は変えられる」
ワイズマン博士の研究の素晴らしいところは、この4つの原理を意識して生活した被験者たちの多くが、実際に「自分は運が良くなった」と実感したことです。
運は、天から降ってくるものではなく、あなたの「心の持ちよう」と「行動」の掛け算で決まるスキルなのです。
おわりに:今日から「運のいい人」として生きる
これまでのシリーズで、私たちは古今東西の知恵に触れてきました。 高橋がなり氏の「覚悟」、永六輔さんの「運と命の違い」、そしてエリオットの「自尊心」。
それらすべての点と点が、ワイズマン博士の「4つの原理」によって、一つの線に繋がりました。
運がいい人になるために、特別な才能は必要ありません。 今日、新しいことに少しだけ心を開き、自分の直感を信じ、未来を明るく描き、トラブルを笑い飛ばしてみる。その瞬間から、あなたはもう「世界一運がいい人」への道を歩み始めています。
リチャード・ワイズマンさんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!
『運のいい人の法則』(角川文庫)