本日の名言
節約なくしては誰も金持ちになれないし、 節約する者で貧しい者はない。
発言者:サミュエル・ジョンソン(18世紀イギリスの詩人・批評家)
サミュエル・ジョンソンさんってどんな人?
18世紀のイギリス文学界を支配した巨人で、「ドクター・ジョンソン」の愛称で親しまれています。史上初の本格的な英語辞書『英語辞典』を独力に近い形で編纂したほか、詩、小説、批評など多方面で活躍しました。彼の言動を記録した『ジョンソン伝』は、世界最高の伝記の一つとされています。
私の説明
おはようございます。
2026年3月10日
「もっとお給料が増えれば、幸せになれるのに……」 そんな風に思うことはありませんか?
しかし、18世紀イギリスの知性、サミュエル・ジョンソンは、お金と幸せの真実について、ズバリこう言い切っています。
「節約なくしては誰も金持ちになれないし、節約する者で貧しい者はない。」
「節約=ケチ」というイメージを180度変えてくれる、この名言の真意を紐解いてみましょう。
1. 「バケツの穴」を塞ぐのが先
ジョンソンが言いたいのは、「いくら稼いでも、使い方が無計画なら一生豊かにはなれない」ということです。
- 収入が増えても支出が増えたら?: 年収が1,000万円あっても、1,100万円使ってしまえば、それは「貧困」への入り口です。
- 節約は最強の防衛策: 野口氏が語った江戸幕府の崩壊や、藤田氏が警告する現代の不安定な社会。そんな荒波の中でも、自分の生活をコントロールする「節約」という技術を持っていれば、簡単に倒れることはありません。
2. 「節約する者で貧しい者はない」の本当の意味
この言葉の面白いところは、後半部分です。なぜ「節約すれば貧しくない」と言い切れるのでしょうか?
それは、節約とは単に「我慢すること」ではなく、「自分にとって本当に大切なものが何かを知ること」だからです。
- 心の余裕が生まれる: 内村鑑三が指摘した「貧すれば鈍する(余裕がなくて判断力が下がる)」状態を防ぐには、手元に少しでも蓄えがあることが最大の薬になります。
- 品格が生まれる: 北野武さんが言う「貧の文化(知恵)」と同じで、限られた予算の中で工夫して楽しむ力は、その人の知恵や品格(品)を磨いてくれます。
3. 今日からできる「知的な節約」
ジョンソンの言う節約は、苦しい修行ではありません。自分自身の「自由」を勝ち取るための戦略です。
- 見栄のための出費を削る: 他人にどう見られるかではなく、自分がどうありたいか。
- 「徳」や「慈善」に回す余裕を作る: ジュベールが説いたように、節約で浮いたお金を誰かのために使うことで、心はさらに豊かになります。
まとめ:お金を支配するか、お金に支配されるか
これまで多くの名言を見てきましたが、サミュエル・ジョンソンの言葉は、私たちに「自分の人生の手綱(たづな)をしっかり握れ」と教えてくれています。
社会がどれほど厳しくても、恋の眼鏡で世界が輝いて見えても、最後に自分を支えるのは「日々の規律ある生活」です。
- 節約で「バケツの穴」を塞ぎ、
- 知恵(徳)を磨いて、
- 心豊かな毎日を送る。
このシンプルな積み重ねこそが、歴史や哲学を超えて、私たちが今すぐ始められる「最強の貧困対策」なのかもしれません。