すっと入ってきたモノは【石川善樹の名言】

本日の名言

すっと入ってきたモノは、 すっと抜けるんです。 時間がたって自分の中に残ったのは、 試行錯誤して身につけたことでした。

発言者:石川善樹(予防医学者)

石川善樹さんってどんな人?

予防医学研究者、医学博士。東京大学医学部を卒業後、ハーバード公衆衛生大学院などを経て、「よく生きるとは何か(Well-being)」をテーマに多岐にわたる研究を行っています。ビジネスやスポーツ、教育など幅広い分野で知見を提供している新進気鋭の科学者です。

私の説明

おはようございます。

2026年2月21日

予防医学者の石川善樹さんの言葉は、情報過多な現代で「本当に自分のためになる学びとは何か」を教えてくれます。

「本を読んでも、次の日には内容を忘れてしまう」

「ノウハウ動画をたくさん見ているのに、一向に上達しない」

そんな風に、「自分の成長」に自信が持てなくなることはありませんか?

予防医学者として、人のパフォーマンスや幸福を研究している石川善樹(いしかわ よしき)さんは、学びの本質についてこう語っています。

すっと入ってきたモノは、 すっと抜けるんです。 時間がたって自分の中に残ったのは、 試行錯誤して身につけたことでした。

この言葉は、私たちが感じている「もどかしさ」こそが、実は成長の証であることを教えてくれます。


1. 「わかりやすい」は、忘れやすい

今は、短時間で要点をまとめた動画や、答えだけを教えてくれる記事が溢れています。

それらを見て「なるほど、わかった!」と思う瞬間はとても気持ちいいですよね。

でも、石川さんはそれを「すっと入ってきたモノは、すっと抜ける」と表現しました。

苦労せずに手に入れた知識は、脳にとどまる理由がないため、まるで水がザルを通り抜けるように消えていってしまうのです。

2. 「試行錯誤」という名の接着剤

では、どうすれば自分の血肉になるのでしょうか?

その答えが、「試行錯誤(しこうさくご)」です。

  • 自分でやってみて、失敗する。
  • 「なぜうまくいかないんだろう?」と悩む。
  • 別の方法を試して、また少し失敗し、小さな発見をする。

この「ああでもない、こうでもない」と迷いながら手を動かしている時間は、一見すると効率が悪く見えます。しかし、このもがいている時間こそが、知識を脳と体に強力に貼り付ける「接着剤」の役割を果たします。

3. 「残ったもの」が、あなたの本当の実力

何年か経ったとき、あなたの手元に残っているのは、「簡単に手に入れた答え」ではなく、「苦労して見つけた答え」だけです。

学びの種類特徴数年後の結果
インスタントな学び速い、楽、すぐ忘れる結局、何も残っていない
試行錯誤の学び遅い、しんどい、体に刻まれる一生モノのスキルになる

「なかなか覚えられない」「習得に時間がかかる」と悩んでいるなら、それは今、あなたの体の中に「一生消えない知恵」を刻み込んでいる最中なのだと考えてみてください。


まとめ:遠回りをしている自分を褒めてあげよう

石川善樹さんの言葉を借りれば、効率の悪さは「丁寧さ」の裏返しです。

「すっと抜けない、本物の力を手に入れよう」

もし、今日何かに挑戦して失敗したなら、「よし、これでまた一つ『抜けない経験』が積み重なったぞ」と笑ってみてください。

ショートカットして手に入れた知識よりも、泥臭く試行錯誤して手に入れた「自分なりのやり方」こそが、あなたを一番遠くまで連れて行ってくれるはずです。

石川善樹さんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!