本日の名言
新じゃがをほかほかと食ひ今日を謝(しゃ)す
発言者:大野林火(昭和期の俳人)
大野林火さんってどんな人?
明治37年(1904年)に神奈川県横浜市で生まれた、大正から昭和時代を代表する俳人の一人です。本名は正(まさし)。東京帝国大学経済学部を卒業という異色の経歴を持ち、当初は教職に就いていましたが、やがて俳句一筋の人生を歩みます。
私の説明
おはようございます。
2026年1月1日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
【心があたたまる俳句】「新じゃがをほかほかと食ひ今日を謝す」ってどういう意味?
こんにちは!今日紹介するのは、なんだかおなかがすいて、心がほっとするような、素敵な俳句です。
「新じゃがをほかほかと食ひ今日を謝(しゃ)す」
この俳句を読んだだけで、じゃがいものいいにおいがしてきませんか?俳句を初めて聞く人にも、この言葉がどんなに素晴らしいかを、わかりやすく解説していきますね!
短い言葉に込められた「感謝の気持ち」
まずは、この俳句を短い言葉に分けて、説明してみます。
「新じゃがをほかほかと食ひ」
採れたての新しいジャガイモを、
湯気が出るほど熱いうちに食べる。
「今日を謝(しゃ)す」
「謝す(しゃす)」 は「ありがとう」と感謝すること。
今日という一日があったことに、心からお礼を言う。
つまり、「採れたての熱いジャガイモを食べて、今日という素敵な一日に『ありがとう』と思ったよ」という、とてもシンプルで、深い気持ちを詠んだ俳句なんです。
例え話で考えてみよう!「当たり前じゃない、特別な一日」
私たちは毎日、ご飯を食べて、学校に行って、遊んで、お家に帰ります。「当たり前」のことのように感じるよね。
でも、この俳句の作者、大野林火さんは、この「当たり前」のことが、実はすごく特別なプレゼントだと気づいたんです。
- ほかほかのジャガイモは「太陽の贈り物」
みんなが食べるジャガイモは、土の中で太陽の光や、雨や、畑を耕してくれた人の力をもらって、大きくなります。
もし、太陽が照らしてくれなかったら?雨が降らなかったら?熱々のジャガイモを食べることができません。
だから、お皿の上のほかほかのジャガイモは、「自然と、みんなの頑張りがくれた贈り物」なんです。一口食べると、「ああ、生きててよかったな」「なんて美味しいんだろう」という、大きな「ありがとう」が心の中に広がるんですね。
- 「今日を謝す」は「ゴールした後の気持ち」
みんなも運動会で一生懸命走った後や、難しいテストを頑張って終わらせた後って、どんな気持ちになりますか?
きっと、「終わったー!」「頑張れた!」って、ホッとするよね。
大野林火さんも、この美味しいジャガイモを食べた瞬間に、「今日も一日、怪我もなく、こうしてご飯を食べることができて、本当に良かった」と、心の中でゴールテープを切ったような気持ちになったのかもしれません。
そして、その安心感と喜びを込めて、「今日という素晴らしい一日に、ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えたのです。
俳句の魔法を使ってみよう!
この俳句から、みんなも大切なことを学べます。
毎日、ご飯を食べる時や、楽しい遊びを始める前に、ちょっとだけ立ち止まって、「このご飯、誰が作ってくれたのかな?」「この遊び道具、どうやってできたのかな?」と考えてみてください。
そうすれば、毎日の「当たり前」の中に隠れていた、たくさんの「ありがとう」が見つかるはずです。
みんなも、大野林火さんのように、今日食べたおやつや、今日笑ったこと、今日頑張ったことに、「ありがとう」と感謝して一日を終えてみましょう。もっと幸せな気持ちで眠れるようになりますよ!