本日の名言
失敗した人は、
他人から傷つけられた記憶は鮮明だが、
恩とか感謝といった、
喜びの記憶が薄い。
つまり、失敗する人は、
恐怖や不安の記憶に支配されている人が多い。
発言者:リチャード・H・モリタ(自己啓発書作家)
リチャード・H・モリタさんってどんな人?
日本のビジネス書・自己啓発書の著作家、翻訳家、実業家、投資家です。本名は森田光三郎(もりた ひかりさぶろう)といいます。
岡山県倉敷市に生まれ、広島大学附属福山中学校・高等学校を卒業しました。
1984年に米国シカゴを本拠地とするコングロマリット企業、マーシャル・フィールド・グループの日本支社に入社し、マーケティング部長を経て、1991年に退社。その後、株式会社PMAインターナショナル(新宿区)を設立し、代表取締役を務めています。
また、社会貢献事業として、日本で戦前に建てられた西洋館の保存活動を行っており、2010年には兵庫県神戸市で取り壊し寸前であったウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の西洋住宅を取得し、保存しています。
私の説明
おはようございます。
2025年12月15日
記憶は、心のレンズ
人は、過去の経験をもとに未来を描きます。もしその記憶が「傷ついた」「否定された」「怖かった」といったネガティブなものばかりであれば、未来に対しても不安や恐れを抱きやすくなります。
逆に、「感謝された」「助けられた」「嬉しかった」といった記憶が心に残っていれば、前向きな行動や挑戦がしやすくなります。
つまり、どんな記憶を心に残しているかが、人生の方向性を大きく左右するのです。
なぜ「喜びの記憶」が薄れるのか?
人間の脳は、危険や痛みを強く記憶するようにできています。これは生存本能の一部であり、過去の失敗や傷を覚えておくことで、同じ過ちを避けようとする働きです。
しかし、それが過剰になると、「また傷つくかもしれない」「どうせうまくいかない」といった思考に支配され、行動が萎縮してしまいます。結果として、失敗が続き、さらにネガティブな記憶が積み重なるという悪循環に陥ってしまうのです。
喜びの記憶を育てる習慣
では、どうすればこの悪循環から抜け出せるのでしょうか? モリタ氏の言葉から導き出せるヒントは、「感謝の記憶を意識的に育てること」です。
毎日、感謝できることをノートに書く
誰かに「ありがとう」と伝える習慣をつける
過去の嬉しかった出来事を思い出してみる
こうした小さな積み重ねが、心の中に「喜びの記憶」を増やし、未来への不安を和らげてくれます。
敗は、記憶の再構築から変えられる
失敗を繰り返す人は、能力がないわけではありません。ただ、心の中にある「記憶の地図」が、恐怖や不安に偏っているだけなのです。
その地図を書き換えることは、誰にでもできます。感謝と喜びを意識的に記憶し、心のレンズを磨いていくことで、人生の景色は少しずつ変わっていきます。