人生の明暗を分かつものは【稲盛和夫の名言】

本日の名言

人生の明暗を分かつものは、運不運ではなく、心の持ちようだ。
苦しいときにこそ、明るい希望を失ってはならない。
また、成功したときこそ、感謝の心、謙虚な心を忘れてはならない。

発言者:稲盛和夫(実業家、京セラ・第二電電[現KDDI]創業者)

稲盛和夫さんってどんな人?

日本の実業家、技術者、そして独自の経営哲学「京セラフィロソフィ」を打ち立てた思想家です。

1932年(昭和7年)1月30日、鹿児島県鹿児島市に生まれました。鹿児島大学工学部を卒業後、京都の碍子(がいし)メーカーに就職。ここで培った技術を基に、1959年(昭和34年)に資本金300万円で京都セラミック株式会社(現:京セラ)を設立しました。ファインセラミックス技術を核に、同社を世界的な優良企業に育て上げ、名誉会長を務めました。

さらに、1984年(昭和59年)には通信自由化の波に乗り、第二電電(DDI、現KDDI)を設立し、通信事業にも参入しました。

2010年(平成22年)には、政府の要請を受け、経営破綻した日本航空(JAL)の会長に就任。自身の経営哲学と「アメーバ経営」などの手法を導入し、わずか数年でJALを再生させるという偉業を成し遂げました。

また、1984年に私財を投じて公益財団法人稲盛財団を設立し、人類社会の進歩発展に貢献した人々を顕彰する国際賞「京都賞」を創設しました。さらに、若手経営者の育成を目的としたボランティアの経営塾「盛和塾」の塾長として、国内外の経営者にも多大な影響を与えました。

「人間として何が正しいか」を判断基準とする「京セラフィロソフィ」は、多くの企業経営者に受け継がれています。

私の説明

おはようございます。

2025年12月12日

運命は「心」で変えられる
私たちは、人生の浮き沈みに対して「運が悪かった」「タイミングが良かった」と言いがちです。でも稲盛さんは、運不運ではなく「心の持ちよう」が人生を左右すると語ります。

苦しいときにこそ、希望を持ち続ける。 うまくいったときこそ、感謝と謙虚さを忘れない。

このような心の姿勢が、人生の明暗を分けるのです。

苦しいときに希望を持つということ
苦境に立たされたとき、人はつい「もうダメだ」と思ってしまいます。でも、そんなときこそ希望を持つことが大切。希望は、暗闇の中に灯る小さな光のようなものです。それがあるだけで、前に進む力が湧いてくる。

稲盛さん自身も、何度も困難を乗り越えてきました。会社の創業期、経済の混乱、業界の壁──それらを乗り越えられたのは、希望を捨てなかったからこそです。

成功のあとにこそ、心を整える
一方で、成功したときこそ油断しがちです。「自分はすごい」「もう安心だ」と思ってしまうと、傲慢さが芽生え、周囲との関係が崩れたり、次の失敗を招いたりします。

だからこそ、成功の瞬間にこそ「感謝」と「謙虚さ」が必要なのです。自分一人の力ではなく、支えてくれた人々や環境への感謝を忘れない。その姿勢が、次の成長へとつながっていきます。

心が人生をつくる
この言葉は、ビジネスだけでなく、日常生活にも深く響きます。人間関係、健康、夢の実現──すべてにおいて「心の持ちよう」が鍵になる。

運命を嘆くより、心を整える。 苦しみに沈むより、希望を見つける。 成功に酔うより、感謝を深める。

稲盛和夫さんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!