物語の「主人公」は自分【河合隼雄の名言】

本日の名言

(人生という)物語の「主人公」は自分。
人間は一人ひとり違うのですから、それぞれが自分の物語を作っていかなければなりません。

発言者:河合隼雄(臨床心理学者、元文化庁長官)

河合隼雄さんってどんな人?

日本の心理学者として大きな功績を残した人物です。ユング心理学を日本に紹介し、独自の心理療法を開発するなど、多くの人々の心と精神に寄り添いました。また、児童文学や絵本、神話などの研究にも携わり、幅広い分野で活躍しました。

河合隼雄の著作は、現在も多くの読者に愛されています。彼の温かい語り口と深い洞察力は、現代社会を生きる私たちに多くの示唆を与えてくれます。

私の説明

おはようございます。

2024年7月8日

引用された言葉は、河合隼雄が晩年に行った講演で語ったものになります。

人生を物語にたとえ、その主人公は自分自身であると説いている感じです。

人間は一人ひとり異なる存在であり、それぞれが自分自身の人生という物語を歩んでいく必要があるというメッセージが込められています。

河合隼雄の思想は、現代社会に生きる私たちにとっても多くの示唆を与えてくれます。

複雑でストレスの多い現代社会において、自分自身を見失いがちです。

河合隼雄は、そのような時代にこそ、自分自身と向き合い、自分自身の人生という物語を歩んでいくことが大切であると訴えています。

また、他者とのつながりの重要性についても説いています。人間は孤立した存在ではなく、互いに支え合い、助け合いながら生きていくものであるという考えです。

河合隼雄さんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!