以心伝心で思っていれば【斎藤茂太の名言】

本日の名言

以心伝心で思っていれば伝わるというのは傲慢だ。
思いは形にしてこそより強く伝わるものだし、十分わかっていたとしても、形になるとあらためて思いの深さをしみじみ感じるものなのだから。

発言者:斎藤茂太(精神科医・著述家、歌人斎藤茂吉の長男)

斎藤茂太さんってどんな人?

斎藤茂太氏は、日本の精神科医・随筆家であり、愛称は「モタさん」として親しまれています。1916年に東京で生まれ、2006年に90歳で亡くなりました。歌人・斎藤茂吉の長男として生まれ、医学博士の資格を取得後、精神科医として活動しました。

精神科医としての活動に加え、随筆家としても多くの作品を発表しました。ユーモアを交えた語り口で、生き方や心の健康に関する著書は多くの人に愛されました。特に、「モタさんの言葉」シリーズはベストセラーとなり、多くの人々に勇気を与えました。

私の説明

おはようございます。

2024年7月6日

まず、「以心伝心で思っていれば伝わるというのは傲慢だ」という部分は、他者とのコミュニケーションにおいて、自分の思いや意図を言葉にしないでいることが傲慢であるという意味です。

他者に何も伝えずに、自分の思いだけで満足していると、他者が自分の気持ちや意図を理解することは難しいという考え方になります。

次に、「思いは形にしてこそより強く伝わるものだし、十分わかっていたとしても、形になるとあらためて思いの深さをしみじみ感じるものなのだから」という部分は、思いや感情を形にすることの重要性を述べていると思います。

言葉や行動を通じて、思いを形にすることで、他者により強く伝わり、理解されますよね。

また、自分自身もその思いの深さを再確認し、感じることができるという点も強調されています。

斎藤茂太さんをもっと学びたい人はこの本がおすすめです!